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【新NISA】島根でサイドFIREを目指す30代の投資戦略【高配当株メイン】

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こんにちは。ドいなか長男です。

島根県在住の30代で、妻と子1人でサイドFIREを目指し、その過程を発信しています。

この記事では、新NISAを活用してサイドFIREを目指すための投資戦略を解説しています。

具体的な銘柄や購入方法も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

ただし、特定の投資商品を推奨する意図は全くありませんので、あくまで最終の意思決定は自己責任にてお願いします。

私の投資歴は2021年からなので長いとは言えませんが、妻が引くほど多くの時間を投資の勉強に費やしてきており、その甲斐あって2022年の下落相場も難なく乗り越えてきています。

新NISAをきっかけに投資を始めようとする方にとっては、少しだけ先輩からのアドバイスをすることができると思います。

サイドFIREを目指す方の新NISA活用方法として少しでも参考になれば嬉しく思います。

新NISAフル活用でサイドFIREを目指す投資戦略【結論:高配当株メイン】

私は新NISAで高配当株投資をメインにします。

成長投資枠を優先して埋めたいので、つみたて投資枠は月3万円ほどをeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に投資します。

サイドFIREを目指すということは、今の本業を辞めるのが条件の一つです。

私の性格を考えた時に、

・インデックスファンドが3000万あるから辞める(毎年4%ずつ取り崩せば月10万円)

・配当所得が毎月10万円あるから辞める

絶対に後者の方が決断を後押ししてくれます。

ちなみに上記はどちらも必要な金融資産は3000万円くらいなので大差はありません。

あなたはどちらの方が決断しやすいですか?ぜひ考えを教えてくださいね。

新NISAでサイドFIREを目指すために高配当株をメインする理由

私が新NISAでサイドFIREを目指すために高配当株をメインする理由を解説します。

サイドFIREを目指すにはキャッシュフローの強化が必要

サイドFIRE≒現在の仕事を辞めても良い状況を作るだとすると、低コストのインデックスファンドに投資して資産額を増やすよりも、月々のキャッシュフローを増やすことが重要だと考えています。

「インデックスファンドが3000万円分あるから仕事やめよう」よりも、「配当所得が毎月10万円あるから仕事やめよう」という考え方だからです。

投資は目指す目的によって方法を変えることがとても重要です。

キャッシュフローを増やすという目的を達成するために、新NISAでは高配当株投資をします。

新NISAは配当金も非課税で受け取ることができますからね。

インデックス投資の出口戦略4%ルールの弱点

インデックス投資の出口戦略としてあまりにも有名なのが、4%ルールですね。

4%ルールって何?って方は以下の動画がわかりやすいです。

例えば3000万のインデックスファンドを持っていて、年4%ずつ取り崩すとしたら、年120万円、月々10万円の資産からの収入が得られることになります。

長期に運用しながら取り崩すことができると言うわけです。

3000万のインデックスファンドを4%ずつ取り崩すのも、3000万の高配当株ポートフォリオから4%の配当を受け取るのも金額に差はありません。

しかし、前者は自分の意思で取り崩しが必要であるのに対して、後者は取り崩す必要がなく、自動的に配当が入金されます。さらに配当は企業の業績によって増配していきます。

目標額までコツコツと投資を積み立てていく方が多い中で、果たして本当に適切に取り崩していくことができる方がどれほどいるのか疑問です。少なくとも私は無理だと思います笑

人は100%合理的に行動できるとは限らないという点を重要視しているので、私は高配当株戦略を取ります。

資産の最大化を目指すためならインデックス投資一択

一方で、あなたの投資の目的が「資産の最大化」「老後資金の確保」だとすれば、新NISAでもインデックス投資一択だと思います。

また、あなたが4%ルールなどの定額もしくは定率取り崩しができることに絶対の自信があるのなら、インデックス投資が最適解となるでしょう。

つみたて投資枠と成長投資枠で商品を変えたりせず、同じ商品に投資すれば良いと思います。

ちなみに私の妻は超合理的な性格なので、全てeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に投資する予定です。

オルカンのような投資信託は配当金はファンド内で自動で再投資されるため、資産額を増やすには最良の選択肢です。

値上がり益が大きくなることが予想されるため、非課税枠の旨みも最大限に引き出せます。

繰り返しとなりますが、投資はまず目的を定め、それにあった手法を選択することが何よりも重要です。

あなたの投資の目的が「資産の最大化」「老後資金の確保」だとすれば、新NISAでもインデックス投資一択なのは全く否定しません。

新NISAでサイドFIREを目指すため高配当株ポートフォリオ【日米で半分ずつ】

ここからは私の新NISAを活用した高配当株戦略をかなり具体的に買い方まで解説します。

高配当株投資を日米半分ずつ

高配当株に投資するには成長投資枠を使うしかありません。

残念ながらつみたて投資枠で配当金がもらえる商品に投資することはできないようです。

成長投資枠は年240万円、総額1200万円まで非課税で投資することができます。

私は、成長投資枠1200万円のうち、600万円ずつ、日本と米国の半々で高配当株を購入する予定です。

日本株は税制上有利だが、通貨分散が甘くなる、米国株は株主還元意識が高いが、外国税や為替リスクがある、などそれぞれメリット・デメリットがあります。

私は単純に半分ずつ投資をしていくことに決めました。

年間240万円が上限ですから、120万円ずつ日米に投資していきます。

120万円をさらに半分にわけて、権利落ち日後に定期的に買うことと、下落時にタイミングを見て買う戦略を立てています。

米国高配当株

米国は優良な高配当ETFがありますので、HDVとSPYDを購入していく予定です。

HDVを年4回ある権利落ち日後に15万円ずつ購入します。

SPYDはHDVと比べて暴落耐性が弱いと言われているので、値が下がったタイミングで買います。

どれだけ暴落しても一気に60万円を投資することはせず、30万円ずつ投資する予定です。

年末になってもSPYDに投資するタイミングがなければ、12月の権利落ち日にHDVを購入します。

日本高配当株

日本には米国のように低コストで分散が効いた高配当株ETFは残念ながらありません。

このことは以下の動画を参考にしています。

よって、財務優良な高配当の個別株でポートフォリオを組みました。

個別の銘柄を推奨する意図はありませんが、参考になれば嬉しいです。

No.コード会社名業種
11343NF J-REIT不動産
21605INPEX鉱業
31723日本電技建設
41928積水ハウス建設
51951エクシオグループ建設
62003日東富士食料品
72169CDSサービス
82296伊藤ハム食料品
92393日本ケアサービス
102914JT食料品
113076あいHD卸売
123407旭化成化学
133817SRAHD情報・通信
143834朝日ネット情報・通信
154008住友精化化学
164042東ソー化学
174502武田薬品医薬品
184503アステラス薬品医薬品
194641アルプス技研サービス
204832JFEーSI情報・通信
215011ニチレキ石油・石炭製品
225020ENEOS石油・石炭製品
235108ブリヂストンゴム製品
245334日特殊陶硝子・土石製品
256073アサンテサービス
266113アマダ機械
276301コマツ機械
286745ホーチキ電気機器
297751キヤノン電気機器
307820ニホンフラッシュその他製品
317921TAKARA&COその他製品
327995バルカー化学
338002丸紅卸売
348053住友商卸売
358306三菱UFJ銀行
368411みずほ銀行
378424ふそうリースその他金融
388439東京センチュリーその他金融
398584ジャックスその他金融
408591オリックスその他金融
418593三菱HCキャピタルその他金融
428766東京海上保険
438898センチュリー21不動産
449069センコーグループHD陸運
459303住友倉倉庫・運輸関連
469368キムラユニティー倉庫・運輸関連
479513Jパワー電力・ガス
489769学究社サービス
499795ステップサービス
509986蔵王産業卸売

大型株は割安で買うことが難しいため、中小型株が中心です。

もし暴落があれば以下の大型株を積極的に買い増したいです。

No.コード会社名業種
504452花王化学
516326クボタ機械
528001伊藤忠卸売
538031三井物産卸売
548058三菱商事卸売
558697日本取引所グループその他金融
569432NTT情報・通信
579433KDDI情報・通信
589436沖縄セルラー情報・通信
594063信越化学化学
604578大塚製薬医薬品

具体的な購入方法は次のとおりです。

①まずは年明けに全銘柄を毎日1株ずつ購入していきます。

②次に一株あたりの値段が均等になるように、株価が安い銘柄を1銘柄ずつ毎日買い足していきます。

これにより全銘柄の購入金額が均等になるようにしていきます。

均等になったらもう一度上記①②繰り返していきます。

この戦略は以下の書籍を参考にしています。

年末にはポートフォリオのメンテナンスをします。

目的は、受け取る配当金があるセクターに偏っていないかを確認し、偏りを解消するように新しく投資する銘柄を検討することです。

この戦略は以下の動画を参考にしています。

ここまでの戦略は少し勉強が入りますし、少し手間がかかります。

米国のような低コストで財務優良な高配当株に投資できるETFの誕生が望まれますが、米国と日本ではそもそも市場規模が違いすぎるので、なかなか難しいのかなと個人的には考えています。

まとめ:サイドFIREを目指すために新NISAで高配当株投資をメインにします

サイドFIREを目指すための新NISAを活用した私の高配当株投資戦略を解説しました。

キャッシュフローの最大化を目的とするのであれば、高配当株投資という戦略を取る必要があります。

キャッシュフローこそがサイドFIREの決断を後押ししてくれるものだと信じています。

新NISAでサイドFIREを目指すために、高配当株投資を日米で半分ずつ、具体的な購入方法やポートフォリオ案まで解説しました。

ただし、特定の投資商品を推奨する意図は全くありませんので、あくまで最終の意思決定は自己責任にてお願いします。

サイドFIREを目指す方の新NISA活用方法として少しでも参考になれば嬉しく思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。